探偵が教える人事採用基準(履歴書の見方)

2019-09-21

志望者を客観的に把握できる履歴書ですが、記載内容をそのまま信じて採用した結果、全然 望んでいなかった人材ばかりか、会社の信頼失墜を招きかねない事態を引き起こされるなんてリスクもあります。今回は探偵の目線で、履歴書を見る際のポイントをご紹介します。

<履歴書>

・写真

「選考しに来た人と相違ないか」を確認することが写真の主な目的であるため、服装は特に 指定されていません。しかし、一般的には、スーツ姿の方が、第一印象が良く見えるだけで なく、志望する本気度が伝わりやすいことが多いです。

・住所

志望者が現在住んでいる場所である住所ですが、「田畑ばかりで家がない」「とても汚くて人 が住めるような家ではない」といった可能性も持っています。そういった場合は、「会社か らの郵送物が届かない」「家庭環境内がゴタゴタしている」「近隣住民とトラブルがある」と いった可能性を抱えています。きちんと確認しておく必要があります。

・学歴

最終学歴が、高卒か大卒またはそれ以上かで、内定後の職位や給与、昇給にも影響してくる こともあるため、卒業証明書の提出は必須と考えておきましょう。なお、高卒を最終学歴と して提出していたものの実際は大卒であったことが、定年間近に発覚して懲戒処分になっ た事例があります。実際よりも高学歴であっても処分の対象になることに注意しましょう。

・職歴

一般的に、「勤続年数が短い」「転職回数が多い」といった場合、辞め癖があると判断されが ちですが、職場内でいじめなどの人間関係のトラブルがあった可能性もあります。また、「勤 続年数が長い」「転職歴が少ない」といった場合は、どういう業種や職種なら長く勤務しや すいか、向いている仕事も見えてきます。例えば、事務で 10 年以上あっても、ガテン系だ と数カ月も無い場合は、現場よりも事務職のほうが向いているといった感じです。なお、探 偵は記載された職歴内容に基づいて、前職の職場で聞き込みする場合もあります。

・免許、資格

志望業務に関する免許や資格が書いてあれば、面接中に会話が弾みその人の考えや思いを聞けたりする場合があります。しかし、持ってない資格や免許を書いているリスクもあるため、証明書の写しの提出は求めることは必須と考えてもよいでしょう。

・退職理由と志望動機

もっとも履歴書で重視される部分ですが、これは「せっかく採用するのであれば長く会社の ために」という考えがあるからです。志望者もそれを見越して履歴書作成をすることがあります。よって、面接時に深く掘り下げるようにして真意を確認しておきましょう。

<職務経歴書>

職務経歴書は、履歴書の職歴をより詳細に記載したもので、あらかじめ決められた書式で書 く履歴書と異なり書き方は自由です。そのため、次のような傾向が表れやすいです。

・今までの職歴をやや盛って書く

どうせ、書くなら良い内容のほうが面接官の興味を持たれやすい」と思って、職歴の内容を 実際よりも良い形でまとめる人は多いです。特に「嘘をついたりする人」とかはその傾向が 表れやすいことが多いです。なお、職務経歴書は公的な書類ではないものの、詐称疑惑が出れば、軽犯罪に該当する可能性があります。また、採用後であっても社内規定で罰せられる 可能性もあります。

・比較できないものを書く

営業職がある人は、契約件数や契約時に発生した金額などの数値の記載をすることがありますが、比較できる基準になるものがなければ、どれだけ良いのか伝わりにくいです。また、 前述の盛って書かれていることも考慮して、記載された数値に対するこだわりや心構え、どんな方法を使ったのかなどを矢継ぎ早に質問して、本当かどうかを確認するのは有効な手です。

いかがでしたか。


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