民法の瑕疵ある意思表示って何?
2014-06-10
民法の契約には意思表示というものが存在します。
探偵でもよく相談を受ける詐欺。
AからBに不動産の売却が行われました。売買契約を詐欺を理由に取り消しは出来ます。
しかしその商品をBがCに転売していたとします。
Cはそれを知りませんでした。
Cのような知らずして購入したようなことを善意と言います。
善意の第三者であるCに対してAが詐欺を理由に売却契約を取り消ししたからそれを返せ、弁済せよ、と言えません。
第三者が取り消し前に利害関係に入ったのでCは保護されます。
…なんて難しいし何が何だか理解に苦しみますよね。
意外に民法といった法律の知識は自分からしたいと思わないと自分に身に付きません。
探偵業者として法規のことは熟知すべきで積極的に勉強すべきことかと当社は思います。
弁護士、行政書士といった法律のプロではないから探偵は証拠収集が命、というのは正しいように聞こえ実は大間違いです。
探偵だからこそ法規をしっかり熟知し、もしくは熟知する努力をし証拠収集を正しく行うものだと思うからです。
私は正直、法律というのは言葉ひとつひとつめんどくさい誤解を生む塊のようでイマイチ好きになれませんが学ぶことが大事なことなんだと思うから時間を見つけて独学で学びます。
自分に何か目標を作ろうとするのも良いかもしれません。
知って学んで損はしませんから。
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