警戒レベルカラーコードの話
セキュリティ、特にボディーガードのような業界では警戒レベルを色で表します。カラーコードといって危険度の高い上からレッド、オレンジ、イエロー、ホワイト、と4色4段階となります。元アメリカ海兵隊中佐ジェフクーパー氏が考案したものなんですね。では警戒レベルの低い順に説明します。
ホワイト:特殊な訓練を受けていない一般人。世の中の9割の人は警戒心が全くありません。
イエロー:常に誰かの襲撃に備えたり、今いる環境下、状況下で高度なレベルの分析評価、最適解の導き、リスクマネジメント・・・平時でも常にどこかに脅威が潜んでいる、と注意を払い日常を過ごす。万が一の事態を常に想定し、緊急時対策ができる状態。
オレンジ:とある脅威を確認し、脅威評価を行う。それ以上、その危険な状況が発展しないように、また必要あればその脅威を封じることが可能ならアクションを起こす必要がある状態。
レッド:その脅威に対して即応が求められる最も危険度が高い状態。
ボディーガードとかそういう類の人は平穏の日常を過ごすにも常にイエローの警戒レベルで過ごしています。一般人は危険度が高い何かが起きても常にホワイトです。一段階意識レベルが上昇してるわけですね。平穏な日常生活を送りながらこのイエロー状態をキープするには意識してる時点で成り立ちません。無意識でこれを当たり前に。
常に危険度の高い業務に従事する人は警戒レベルは業務中、イエローとオレンジの境界を行き来します。横ばいの線ですね。
探偵調査業務、じつは該当します。
該当しないだろ、たかだか探偵調査、と思う探偵はかなーり平和ボケしてますよ。よく今までラッキーで生き延びてきましたねくらいのレベルです。決まってそういう探偵は初期の情報収集活動をしませんし、行き当たりばったりギャンブルの張り込み尾行をし、バレてしまうんです。
レッドの状況、アクシデントは必ずおきます。綿密な計画の上、用意周到に実施しても必ず起きます。
そのための警戒レベルのカラーコードです。
以前に身辺警護の訓練インストラクターをやってまときに訓練生に教えていたことがありましたので皆さまの何かしらお役に立てば良いなと。
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