心理学の「D言葉」とは
調査員のKです。探偵業務の従事も3年目に入りました。最近は心理学のことをもっと知りたいと思うようになりました。
今回は普段、口から何気に発する言葉について。
人って生きていくうえで対人関係を切り離すことはできません。
何らかのお誘いをされたとき状況によっては断らないといけない場面もあります。
しかし、その断りの第一声が「だって」「だけど」といった、だ行から始まる言葉(D言葉)を使って頭ごなしに断る態度が強ければ、相手は「嫌々断わられた」と捉えがちです。そして、そういったことが何度も続けば、「この人は自己主張が強くてどうせ誘っても嫌がられる」という印象も持たれがちになります。もし、それが風評として当事者同士だけでなく周囲にまで伝われば、対人関係に悪影響が出る恐れも。
もし、こういった結果を回避するのであれば、「D言葉ではない別な言葉に置き換えて具体案を提案する」という方法があります。
これは、「すみません」または「失礼しました」といったクッション言葉を最初に発した後に、「○○といった状況のため、また次回の○月○日でもよろしいですか?」といったふうに具体的に。
断る理由のほかにそれを補う対策の提案があると言われた相手も納得します。
ちなみに、逆に自分ではなく相手がD言葉を使ってきた場合については、「共感した上でそれを打ち消す言葉をかけてみる」という方法があります。
例えば、「どうせこの企画は通らない」と言ってきた場合は「確かにそうかもしれないけど、この着眼ポイントをアピールすれば納得されるはず」といった感じです。
もし、自分または相手がD言葉を発したりした際は、上記のことを意識してみるのも良好な対人関係を築ける第一歩になりえるのではないでしょうか。ぜひ、普段の生活に取り入れてみてください。
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